アメリカでは27日、物価や雇用についての経済指標が相次いで発表され、それらの内容から景気の底堅さが確認されたとしてニューヨーク株式市場では買い注文が先行し、ダウ平均株価は取り引き時間中としては初めて4万5000ドルを超えました。

ただ、アメリカは28日が感謝祭の祝日ということもあり、その後は利益を確定するための売り注文に押され、終値は、前日と比べて138ドル25セント安い、4万4722ドル6セントでした。

市場関係者は「ダウ平均株価はこのところ最高値の更新が続いていたことに加え、アメリカのトランプ次期大統領による関税の引き上げへの警戒感が根強いこともあり、幅広い銘柄に売り注文が出た形だ」と話しています。

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