ジョージアでは10月26日、議会選挙が行われ、中央選挙管理委員会によりますと、ロシアに融和的な姿勢を示す与党「ジョージアの夢」が、54%の得票率で過半数の議席を獲得しました。

25日、選挙後初めてとなる議会が召集されましたが、EU=ヨーロッパ連合への加盟を訴える野党4党は、選挙は不正で結果は認められないなどと主張し、いずれも出席を拒否しました。

EUへの加盟を訴えてきたズラビシビリ大統領も、SNSへの投稿で「大規模な選挙不正が行われ議会は憲法違反だ」と主張し、出席しませんでした。

また、議会の周辺には、EUやジョージアの旗を掲げた大勢の野党支持者が集まり、議会の召集に抗議しました。

ジョージアではこの春、外国から資金の提供を受けている団体を規制する法案の採決をめぐって野党側が法案の撤回を求める大規模なデモを行うなど、与野党の対立が続いています。

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