トルコの空港で24日夜、ロシア製の航空機が着陸後に炎上する事故があった。乗客ら90人以上が避難し、死傷者はいなかった。
- 運航停止か、50年前の飛行機か ロシアの航空業界を制裁が直撃
地元当局の発表によると、ロシア南部ソチを出発したロシアのアジムト航空のスホイ・スーパージェット100型機が、トルコ南部アンタルヤの空港に着陸後、エンジンから出火した。乗客89人と乗務員6人の全員が無事に避難し、火は空港の消防隊によって間もなく消し止められたという。出火原因は明らかになっていないが、ロシア国営タス通信は、着陸時に強い衝撃が加わり、出火につながった可能性があるとの見方を報じている。
ロシアの航空業界ではウクライナ侵攻後、緊急着陸や故障などのトラブルが相次いでいる。米欧の制裁で機体の整備に支障が出ていると指摘されている。(イスタンブール=根本晃)
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