レバノン政府によりますと22日、レバノン南部でイスラエル軍の空爆があり、救急隊員あわせて5人が死亡しました。

イスラエル軍はレバノンへの地上侵攻も続けていて21日には東部バールベックなどであわせて52人が死亡しレバノン側の死者はこれまでに3500人を超えています。

一方、ヒズボラもイスラエル北部などにロケット弾による攻撃を続けています。

こうしたなかレバノン南部で平和維持活動にあたる国連のレバノン暫定軍が戦闘に巻き込まれるケースが相次いでいます。

22日には国連部隊の基地をロケット弾が直撃し、イタリア人の隊員4人がけがをしました。

この基地が攻撃を受けるのはこの1週間で3回目です。

イスラエルとヒズボラの停戦に向けてはアメリカの特使が今週、イスラエルとレバノンを訪れて協議を行いましたが、進展があるかどうかは予断を許さない情勢です。

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