【ニューデリー=共同】インドは16日、東部オディシャ州沖の島で長距離極超音速ミサイルの発射実験を初めて実施し、成功した。PTI通信が17日、報じた。シン国防相はX(旧ツイッター)に「歴史的な瞬間だ。インドは高度な軍事技術を有する国の仲間入りを果たした」と投稿した。
同ミサイルは政府機関の国防研究開発機構が開発した。各種弾頭を搭載でき、射程は1500キロ以上という。
極超音速ミサイルは、一般的にマッハ5(音速の5倍)以上の速度で飛行し、低高度で変則的な軌道を取るため地上レーダーでの探知が難しい。ロシアがウクライナ侵略で使用しているほか、北朝鮮も発射実験を実施している。
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