韓国の最大野党「共に民主党」の代表を務めるイ・ジェミョン被告は、自治体の市長だったときの都市開発に関連し、自身が立候補したおととしの大統領選挙の過程で、虚偽の発言をしたとして公職選挙法違反の罪で在宅起訴されました。

15日の判決でソウルの地方裁判所は、当時の発言の一部に虚偽があったと認定し、懲役1年、執行猶予2年を言い渡しました。

判決のあとイ代表は「到底納得できない」と述べて控訴する考えを示し、今後、2審で有罪判決となった場合には、最高裁判所まで争うとみられます。

イ代表は2027年に行われる次の大統領選挙で、最大野党の有力候補として名前があがっていますが、判決が確定すると一定期間、立候補できなくなります。

イ代表はほかにも複数の事件で裁判が続いていて、裁判の行方が次の大統領選挙に向けた政局に影響を及ぼしうるだけに、大きな関心を集めています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。