起訴状などによりますと、アメリカ政府の職員、アシフ・ラフマン被告は、先月、機密文書を不正に入手して漏えいしたスパイ防止法違反の罪に問われています。
被告は、国防に関するトップシークレット扱いの機密情報にアクセスできる権限があり、今月12日、カンボジアで身柄を拘束されたということです。
これについて、有力紙、ニューヨーク・タイムズは、13日、被告はアメリカ国外で活動するCIA=中央情報局の職員で、漏えいしたのは、イランに対するイスラエル軍の動向を分析した文書だったと報じました。
アメリカ政府は、先月1日、イランから大規模なミサイル攻撃を受けて対抗措置に踏み切る構えを見せていたイスラエルについて、兵器の準備状況などを分析した国防総省関連の機密文書がインターネット上に漏えいした疑いが出て、調査していました。
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