カリフォルニア州の民主党のニューサム知事は7日、来月、臨時の州議会を招集すると発表しました。
発表で、ニューサム知事は、トランプ氏が大統領に就任することで、移民の保護や中絶の権利の擁護、それに地球温暖化対策など州独自の政策が大きな影響を受けるおそれがあると懸念を示したうえで「私たちが大切にしている自由が攻撃されている。何もしないわけにはいかない」としています。
そして「カリフォルニア州は以前もこの難題に直面したことがあり、対応策を知っている。我々は法廷で闘う用意があり、必要なことはすべて行う」と強調し、今後、裁判で争う場合に備えて必要な予算の確保などを州議会に求めました。
トランプ氏は選挙期間中、カリフォルニア州の環境保護政策を繰り返し批判し、ニューサム知事がトランプ氏に従わなければ森林火災に対処するための連邦予算は出さないなどと発言していました。
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