ウクライナの経済復興について話し合うため日本を訪れているUNDP=国連開発計画ウクライナ事務所のポリティス常駐副代表は、7日に都内でNHKのインタビューに応じました。
このなかでポリティス氏は、ウクライナの現状について「けさも首都キーウの中心地で攻撃があり、その破片が建物に落ちた。ウクライナの人々が正常な生活を取り戻す以前に、安全上の大きな課題がある」と述べ、長期化する戦闘が復興の大きな妨げになっていると指摘しました。
そのうえで、UNDPが日本などと連携して進めている地雷の除去活動やがれきのリサイクル施設の建設などに触れ、「復旧・復興において日本は最大のパートナーだ。復興支援は直接被害を受けている女性、男性、子どもたちのためであり、日本をはじめ各国が支援を継続することを期待する」と述べました。
さらに、こうした支援事業が投資や雇用の拡大などウクライナ経済の立て直しにつながっていると説明し、「経済の回復なしに復興は語れない。日本の政府だけでなく、民間セクターとの連携で復興を実現していきたい」と期待を示しました。
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