ロシアによるウクライナ侵攻が始まったあと、EU加盟国と周辺国が設立した「ヨーロッパ政治共同体」は7日、ハンガリーの首都ブダペストで首脳会議を開き、ウクライナのゼレンスキー大統領のほか、およそ50か国の首脳などが出席しました。

ゼレンスキー大統領は、アメリカ大統領選挙でウクライナへの軍事支援の継続に消極的な姿勢を示してきたトランプ前大統領が勝利したあと初めて、各国の首脳に直接、支援の継続・強化を訴える見通しです。

会議に先立ち、ノルウェーのストーレ首相は、記者団に対し「アメリカからの支援は後退しないと思うが、今後の戦略について話し合わないといけない」と述べました。

一方、会議を主催したEU加盟国ハンガリーのオルバン首相は、これまでEUのウクライナ支援に反対し、ロシア寄りの姿勢を示していて、会議では参加国が一致して支援継続の方針を打ち出せるかが焦点です。

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