5日に投開票された米大統領選で、共和党のトランプ前大統領が勝利したことを受け、選挙戦でトランプ氏や民主党のハリス副大統領を支援していた著名人たちからは様々な声があがった。
「兄弟よ、私たちは違いよりも共通点のほうが多い」。トランプ氏の集会でも登壇した元プロレスラーのハルク・ホーガン氏はSNSにそう投稿した。民主党員であれ、共和党員であれ「私たちは真のアメリカ人だ」とした上で、「今こそ団結し、隣人と語り合い、私たちを結びつけるものに目を向けるべき時だ」と訴えた。
バイデン大統領の選挙戦撤退を受けて7月に急きょ選挙レースを走り出したハリス氏には、多くのアーティストらが応援についた。そうした著名人からは、今後を不安視する声があがった。
グラミー賞歌手で若者らからも人気を誇るビリー・アイリッシュさんはSNSで「女性に対する戦争だ」と投稿。歌手アリアナ・グランデさんはSNSで、「今日、この結果に計り知れない重苦しさを感じているすべての人に寄り添っています」とメッセージを送った。
プロバスケットのスター、レブロン・ジェームズ選手は自身の娘と写った写真とともに、「今朝は心が苦しい。私の持てる全てを使って(娘を)守り通すことを誓う! 彼らの助けは必要ない!」と投稿した。(真田嶺)
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