テキサス州サンアントニオで3日間の日程で行われている大リーグのGMミーティングは、6日、2日目の会議が行われ、ナショナルリーグの球団の首脳陣が取材に応じました。
この中で、ダルビッシュ有投手や松井裕樹投手が所属するパドレスのプレラーゼネラルマネージャーは、「日本のプロ野球はすばらしいリーグで、私たちはことしも準備万端だ。スカウトは本当にいい仕事をしている」と話し、日本選手の動向を注視していると明かしました。
そのうえで、ロッテの佐々木投手や巨人の菅野投手に話が及ぶと、「菅野投手は長年見てきた選手だし、佐々木投手は17、8歳の頃からスカウティングしてきた。もしこうした選手たちが日本から出るなら準備することになるだろう」と話していました。
一方、千賀滉大投手が所属するメッツのスターンズ編成本部長はことし9月に来日して佐々木投手が登板した試合を視察したことを明かし、「われわれはチームから3人の先発投手がフリーエージェントになるのでこのオフの優先事項は先発投手の獲得だ。エース級ということではなく、2番手以降を任せられるローテーションに効果的な投手を加えたい」と話していました。
この2チームは去年、大谷翔平選手や山本由伸投手の獲得に積極的に動いたとアメリカメディアの間で言われていて、2人はともにドジャースに加入してことしのワールドシリーズ制覇に大きく貢献しただけに、このオフの補強でどのような動きを見せるのかが注目されています。
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