防衛省は5日午前7時32分ごろ、北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものを発射したと発表した。海上保安庁は午前7時55分、弾道ミサイルの可能性があるものはすでに落下したとみられると公表した。

北朝鮮のミサイル発射は10月31日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)以来、5日ぶり。防衛省が発表した北朝鮮のミサイル発射は今年11回目、韓国軍の発表分もあわせると13回目となる。

韓国の聯合ニュースによると、韓国軍合同参謀本部は5日、北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射したと明らかにした。

日米韓3カ国はICBM発射を受け、米軍の爆撃機を投入した共同空中訓練を3日に実施した。

北朝鮮の朝鮮中央通信は5日、日米韓の訓練に反発する金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長の談話を報じた。同氏は「米国と追随者の軍事的脅威から国家の安全と地域平和を守る」と主張し、北朝鮮の核開発を「自衛的核抑止力の強化」だと正当化した。

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