【ソウル=共同】韓国最高裁で日本企業が敗訴した元徴用工訴訟で、韓国政府傘下の財団が賠償相当額を肩代わりする解決策に反対していた原告の1人、元徴用工の李春植(イ・チュンシク)さん(100)が30日、受け入れに転じた。財団関係者が明らかにした。2018年に勝訴が確定した元徴用工ら計15人のうち、受け入れた遺族や存命の原告はこれで13人となった。
李さんが受け入れた経緯は不明だが、日本製鉄(旧新日鉄住金)を相手取った訴訟で勝訴が確定していた。今月、元朝鮮女子勤労挺身隊員の女性も受け入れた。
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