【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(10月27日の動き)
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ゼレンスキー大統領 “ロシア軍から1週間で560超の無人機攻撃”
ウクライナでは、25日から26日にかけてロシア軍によるミサイルや無人機の攻撃で首都キーウと東部のドニプロで子ども2人を含む6人が死亡するなど、市民の犠牲が相次いでいます。
ゼレンスキー大統領は27日、SNSに投稿し、今月20日からの1週間でロシア軍から1100発以上の誘導爆弾や560機以上の無人機による攻撃があったと明らかにし、「ロシアはウクライナに対するテロ行為をやめない」と非難しました。
大統領はロシア軍の攻撃による被害の映像も投稿し、「ウクライナにはより多くの防空システムが必要だ」と支援を訴えています。
ウクライナ国防省 “北朝鮮の兵士 ロシア西部に向け移動”示唆
ウクライナ国防省の情報総局は27日、ロシア国内の警察のやりとりを傍受したとする内容をSNSで公開しました。
この中で、北朝鮮の兵士を乗せたトラックが、ウクライナ軍が越境攻撃を行っているロシア西部クルスク州に向けて移動していることを示唆しました。
ロシアに派遣されている北朝鮮軍をめぐっては、ゼレンスキー大統領がこれまで最初の部隊が早ければ27日から28日にも戦闘地域に展開されるとの見通しを示していて、戦闘が激化する懸念が強まっています。
“北朝鮮兵士のロシア派遣” 国連安保理が30日に緊急会合へ
北朝鮮の兵士がロシアに派遣されたとする問題をめぐって、国連の安全保障理事会で30日に緊急会合が開かれることになりました。
今月、安保理で議長国を務めるスイスによりますと、緊急会合の開催はウクライナの要請を受けたもので、日本や韓国、アメリカなどの支持で決まったということです。
ジョージア議会選 ロシアに融和の与党“過半数”に大統領ら反発
26日にジョージアで行われた議会選挙について、中央選挙管理委員会は、ロシアに融和的な姿勢を示し欧米との関係を悪化させてきた与党「ジョージアの夢」の得票率が54%となったと発表しました。
これに対し親欧米でEU=ヨーロッパ連合への加盟を前面に打ち出す野党側は、選挙で不正があったと反発しています。
親欧米派のズラビシビリ大統領は27日に会見し「この選挙を承認することはできない。ロシアがこの国に入ってくることを受け入れることになってしまう」と述べ、選挙結果は受け入れられないとの考えを示しました。
そのうえで、野党支持者らに向けて28日夜に首都トビリシの中心部で抗議デモを行おうと呼びかけました。
ウクライナ出身で新入幕 獅司「今 両親は大変 自分が支えたい」
11月に行われる大相撲九州場所の番付が発表され、雷部屋の獅司がウクライナ出身力士として初めての新入幕を果たしました。
獅司は27歳。4年前の春場所で初土俵を踏み、身長1メートル90センチを超える体格を生かした四つ相撲などで番付を上げ、西の十両2枚目で臨んだ9月の秋場所は9勝6敗の好成績を収めて、九州場所の番付で東の前頭16枚目に昇進しました。
獅司は福岡市西区にある雷部屋の宿舎で会見し、軍事侵攻が続くウクライナに住む両親に対して「これから新入幕したことを連絡したいと思っている。今、両親は大変なので、自分が頑張って支えていきたい」と話しました。
そして、九州場所に向けて「いつもどおり何も変えず、十両と同じ獅司の相撲をして、まずは勝ち越しを目指していきたい」と意気込んでいました。
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