アメリカ・ホワイトハウスのカービー大統領補佐官は25日、記者団に対し、ホワイトハウスで安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官と日本の秋葉国家安全保障局長、そして韓国のシン・ウォンシク国家安保室長が首都ワシントンで会談したと発表しました。

カービー補佐官によりますと3人は会談で、北朝鮮の兵士がロシアに派遣され、ウクライナとの戦闘に投入される可能性があるとして重大な懸念を表明したということです。

そして、兵士の派遣は、北朝鮮とロシアの軍事協力の深まりを示す最新の懸念すべき兆候だとした上で、両国に対してこうした行動をやめるよう求めたとしています。

またカービー補佐官は、派遣されている北朝鮮の兵士の規模は3000人以上に上る可能性があると明らかにしました。

そしてこれらの兵士がどのような役割を担うのかは依然としてわからないとした上で一部の部隊がロシア西部のクルスク州の地域に展開する可能性があると指摘し、事態の推移を注視しているとしました。

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