キューバでは18日にかけて、主要な発電所の故障や、ハリケーンの影響により発電所への燃料の供給が滞ったことで、国全体で電力の供給が停止する大規模な停電が発生しました。
当局は学校を休校にしたほか、生活にかかせない医療や食品関係などを除く国営のサービスを一時停止し公務員を自宅待機にするなどの対応を取りました。
エネルギー省の担当者は地元メディアに「故障の原因は調査中だが国はエネルギーがない状態になった」と話しています。
キューバのディアスカネル大統領はSNSに「エネルギー危機に対処し、解決することが最優先だ。復旧まで休むことはない」と投稿し、対応を急ぐと強調しています。
キューバでは停電が繰り返し起きていて、政府は背景にはアメリカの経済制裁により、燃料や発電所の修理に必要な部品の調達が困難になっていることがあると主張しています。
完全に電力が復旧するめどは立っていないということで、停電が長引き国民の生活への影響が深刻化することが懸念されています。
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