アメリカ ホワイトハウスによりますと、9日バイデン大統領とイスラエルのネタニヤフ首相が電話会談を行い、イスラエルに大規模なミサイル攻撃を行ったイランへの対抗措置について協議したということです。
ホワイトハウスのジャンピエール報道官は両国の間で協議が続いていると強調し、今後数日間、緊密に連絡を取り合うことで合意したとしています。
電話会談についてアメリカ・ABCテレビは、政府高官の話として「標的はイランの核施設や石油関連施設ではなく、通常の軍事目標にすべきだという議論にイスラエル政府が理解を示しているとアメリカ側は受け止めた」と伝えました。
一方、イスラエルのガラント国防相は9日「われわれの攻撃は強力かつ正確で、驚くべきものになるだろう」と述べて、対抗措置の準備を進めていると強調しました。
アメリカのニュースサイト アクシオスはイスラエル当局者の話として、イラン国内の軍事施設への空爆と、ハマスの最高幹部を殺害したような秘密工作による攻撃を組み合わせたものになる可能性があると伝えています。
一部のイスラエルメディアは10日にもネタニヤフ首相が閣議を開くと伝えていて、イランへの対抗措置の規模が焦点になっています。
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