これはロシアの首都モスクワの裁判所が27日、SNSで発表したものです。

それによりますと、起訴されたジャーナリストのコンスタンチン・ガボフ氏は、プーチン政権への批判を続けことし2月に刑務所で死亡したナワリヌイ氏のチームが動画投稿サイト、ユーチューブで運営しているチャンネルのために写真やビデオの素材を準備していたということです。

ナワリヌイ氏のチームは、ロシアでは「過激派組織」と認定され、活動が禁止されていて、国外を中心に活動を続けています。

コンスタンチン・ガボフ氏

裁判所はガボフ氏について「ロイター通信で働いている」としていますが、ロシアや欧米のメディアは、ロイター通信のほかにロシアやドイツのメディアなどで働いていたと伝えています。

裁判所は、ガボフ氏の国籍を明らかにしていません。

ロシアでは、同じ27日、極東のハバロフスクの裁判所が、アメリカの経済誌のロシア語版の記者に対し、うその情報を広めたとして自宅軟禁の措置を命じました。

プーチン大統領は5月7日から通算で5期目に入りますが、これを前に政権に批判的な活動への取締りを一段と強化しています。

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