会談は、3日午後5時半前から、およそ30分間、行われました。
この中で、岩屋外務大臣は「中東情勢を重大な関心と懸念をもって注視している。中東地域での全面戦争に拡大することを深刻に懸念し、エスカレーションを強く非難する」と述べました。
また、レバノン情勢について「イスラエル軍による地上作戦を深刻に懸念しており、イスラエルとヒズボラとの間の即時停戦が必要だ」と述べました。
これに対し、サファディ外相は「中東情勢は極めて緊迫している。緊密で強力なパートナーである日本との協力を重視しており、岩屋大臣の情勢認識を共有する」と述べました。
また、岩屋大臣が、現地の日本人の保護に協力を求めたのに対し、サファディ外相は「協力を惜しまない」と応じました。
そして、両外相は、報復の連鎖を防ぐことが重要で、すべての関係者に対し、最大限の自制を求めるとともに、事態のさらなるエスカレーションを防ぐため、引き続き連携して取り組んでいくことを確認しました。
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