【エルサレム=時事】イスラム組織ハマスの軍事部門「カッサム旅団」は2日、イスラエル中部テルアビブで前日に7人が死亡した襲撃事件の犯行を認める声明を出した。「(ヨルダン川西岸)ヘブロン出身の戦闘員2人」が事件を起こしたとしている。
事件では、銃やナイフで武装した男2人が路面電車の停留所付近で市民を無差別に襲った後、逃走中に警官らに射殺された。声明では「ムジャヒディン(イスラム戦士)は占領されているわれわれの土地に入り、兵士から武器を奪って作戦を実行した」と主張した。
今回の事件は、イランがイスラエルに弾道ミサイルを発射する直前に発生した。ハマスは「痛みを伴うミサイル攻撃とほぼ同時に(襲撃事件が)起きた」として、イランをたたえた。
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