これはロシア外務省が、ロシア国営メディアの質問に対するラブロフ外相の回答として26日、発表したものです。
このなかでラブロフ外相は「米韓同盟は、NATO=北大西洋条約機構と同様の核同盟と、公然と呼ばれるようになり、再軍備に乗り出した日本も加わって3国同盟になろうとしている」と述べました。
そして、これが、東アジアの安全保障にとって極めて深刻な脅威を作り出しているとしたうえで「北朝鮮の『非核化』ということばはもはや意味がない。ロシアにとってこの問題は終わったことだ」と述べ、北朝鮮の核・ミサイル開発に理解を示しました。
ロシアはウクライナへの軍事侵攻後、北朝鮮との関係を強化していて、ことし6月、プーチン大統領が北朝鮮を訪問した際には、有事の際の軍事的な支援などを明記した包括的戦略パートナーシップ条約を締結しています。
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