【バンコク=時事】タイの官報は24日、同性婚を認める「結婚平等法」をワチラロンコン国王が承認し、公布されたと発表した。来年1月に発効する。首相府によると、同性婚の法制化は台湾、ネパールに次いでアジアで3例目で、東南アジアでは初となる。
結婚平等法では「男性」や「女性」を「個人」と表現し、性別に関係なく結婚できるようになる。同性同士でも配偶者への治療の同意書に署名したり、相続を受けたりする権利を得られる。
法案は今年、上下両院で賛成多数で可決された。政府としては、LGBTQなど性的少数者に寛容な国として国際的にアピールする狙いもある。
- 【関連記事】タイ、同性婚法案を可決 東南アジア初の合法化
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。