中東情勢をめぐっては、イスラエル軍が23日、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに大規模な攻撃を行い、多数の死傷者が出るなど緊迫した状況が続いています。

こうした中、上川外務大臣は日本時間の24日朝、国連本部でイランのアラグチ外相と会談しました。

上川大臣は「攻撃の応酬と暴力の連鎖を回避することが極めて重要だ」と述べ、イランに最大限の自制を求めました。

その上で、イランが影響力を持つヒズボラやイエメンの反政府勢力・フーシ派などに対しても、自制を働きかけるよう求めました。

また、イランがロシアに弾道ミサイルを供与していると指摘されていることに強い懸念を表明しました。

一方、両外相は、日本とイランは伝統的に友好関係を築いてきていることから今後もさまざまなレベルで対話を継続していくことで一致しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。