レバノンに拠点を置くヒズボラと、イスラエルとの間で緊張が高まる中、ヒズボラは22日、イスラエル北部の空軍基地などをロケット弾で攻撃したと発表しました。
さらに22日朝、レバノンで17日から相次いだイスラエルの犯行だとする通信機器の一斉爆発に対する報復の一環として、イスラエル北部の都市ハイファに近い軍需企業の施設も攻撃したと発表しました。
イスラエルのメディアは5人がけがをしたと伝えています。
一方、イスラエル軍も21日夜にかけておよそ290のヒズボラの拠点に空軍が攻撃を加えたと発表し、ロイター通信は去年10月に攻撃の応酬が始まって以降、最も激しい空爆だったと伝えています。
さらにイスラエル軍は22日朝の攻撃を受け、ヒズボラに新たな攻撃を加えていると発表し今後も続けると強調しています。
レバノンでの通信機器の爆発や、イスラエルのベイルート郊外への空爆で幹部らが殺害されたことでヒズボラの報復とみられる動きとイスラエルの攻撃、双方がともに激化していて、紛争の拡大につながることが懸念されています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。