ロシア北西部のトベリ州は18日、ウクライナ軍の無人機による攻撃があり、撃墜した無人機の破片が弾薬庫に落下して火災が発生し、付近の住民が避難したと発表しました。

ロシア国営のタス通信は、ロシア保健省の担当者の話として、13人がけがをして入院したと伝えています。

また、ロイター通信は、今回の攻撃に関連し、NASA=アメリカ航空宇宙局の衛星がおよそ14平方キロメートルの範囲から発せられる強い熱源を捉えたほか、地震を観測する施設が地震のような揺れを感知したとして、大規模な爆発が起きたと伝えています。

一方、ウクライナのメディアは、ウクライナ保安庁の関係者の話として、弾薬庫にはロシア軍がウクライナに対する攻撃で使用している弾道ミサイルや爆弾に誘導装置や翼を装着した「滑空爆弾」などが保管されていたという見方を伝えています。

その上で、ロシア軍がウクライナを攻撃する際に使用するミサイルなどを破壊し、ロシア軍の攻撃能力を奪うことを目的とした作戦を行っているとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。