ロシア ウクライナに軍事侵攻(9月15日の動き)

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ゼレンスキー大統領 射程長い兵器の使用制限撤廃 改めて要求

ロシア軍は、15日もウクライナ東部で激しい攻撃を続けていて、ハルキウ市の市長は、ロシア軍の攻撃によって住宅が破壊され、これまでに1人が死亡し、42人がけがをしたと発表しました。

この攻撃について、ゼレンスキー大統領はロシアの攻撃による被害だとする写真をSNSに投稿し、集合住宅で火災が起き、救助活動が続いているとしています。

そのうえで「このようなロシア軍のテロ行為は止められる。ただ、そのためには踏み込んだ決断をする恐怖を乗り越えなければならない」と述べました。

ゼレンスキー大統領は、ロシア軍の攻勢を食い止めるために、アメリカなどがウクライナに供与する射程の長い兵器の使用制限を撤廃し、ロシア領内への攻撃も容認することが必要だと繰り返し訴えています。

アメリカのバイデン大統領は、イギリスのスターマー首相と首脳会談を行って、この問題を協議するなど検討を進めていますが、結論は出ておらず、ロシア軍が攻勢を強める中、ゼレンスキー大統領は決断を急ぐよう改めて求めた形です。

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