イエメン反政府勢力が攻撃 イスラエル首相「重い代償求める」
イスラエル軍は15日もガザ地区への攻撃を続け、パレスチナの地元メディアは北部への空爆などで死傷者が出たと伝えたほか、地元の保健当局はこれまでの死者が4万1206人にのぼったとしています。
ハマスに連帯を示すイエメンの反政府勢力フーシ派は15日、イスラエルに対してミサイルを発射し「敵の軍事施設を目標に作戦を行った」などと主張しました。イスラエル軍によりますと、迎撃ミサイルの破片がイスラエル中部の駅などで確認されたほか、火災が発生したものの、けが人はいないということです。
フーシ派の報道官は声明で「イスラエルはさらなる攻撃を予期するべきだ」と述べて、今後も攻撃を行う構えを示しています。これに対してイスラエルのネタニヤフ首相は15日に開かれた閣議で「われわれを攻撃しようとする試みに対しては、重い代償を求めてきたことを知っているはずだ」と述べフーシ派を強くけん制しました。
ことし7月にはフーシ派がイスラエルのテルアビブを無人機で攻撃し、これに対してイスラエル軍がフーシ派の拠点だとするイエメンの港を空爆していて、今回の攻撃で地域の緊張がさらに高まらないか懸念されます。
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