ロシアの前の国防相で、現在は安全保障会議書記を務めるショイグ氏は、10日に放送された国営テレビとのインタビューで、8月から9月にかけてロシア軍はウクライナ東部で1000平方キロメートル近くの地域を掌握したと主張しました。これは、東京23区の面積のおよそ1.5倍にあたります。
そのうえで、ショイグ書記は進軍のスピードがさらに速まっているとしています。
これに対して、ロシアのクルスク州に越境攻撃をしているウクライナ側は、8月下旬の時点で、およそ1300平方キロメートルの地域を掌握したとしています。
双方が進軍を主張し合い、激しい戦闘が続いているものとみられます。
一方、アメリカのブリンケン国務長官は、11日にはイギリスのラミー外相とともにウクライナを訪れ、ゼレンスキー大統領と会談することになっています。
ウクライナ側は、欧米が供与した射程の長い兵器の使用制限の撤廃を求めており、これについて協議するとみられます。
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