ロシア国防省は2日、ウクライナ東部ドネツク州にある集落、スクチネを新たに掌握したと発表しました。
ウクライナは、ロシア領内への越境攻撃を続けることで、ウクライナ東部でのロシアの進軍を防ぎたい考えですが、プーチン大統領は2日、「ロシア軍は久しくなかったペースで進軍している」と述べ、ウクライナ側のねらいは失敗していると主張しました。
また、ウクライナ非常事態庁は3日、夜間に行われたロシア軍の攻撃で、南部のザポリージャで女性と子ども、合わせて2人が死亡したほか、東部のドニプロでも1人が死亡し、6人がけがをしたと発表しています。
一方、ウクライナのメディアは2日、ウクライナ軍が8月に、新たに開発した国産のミサイル型無人機で、ロシアが一方的に併合したクリミアにある軍事目標を攻撃したと報じました。
ゼレンスキー大統領は8月下旬に、この新型無人機を使った攻撃について言及していましたが、攻撃の対象などについては明らかにしていませんでした。
ウクライナのメディアは、欧米から供与された射程の長い兵器に使用制限があるなかで、新型無人機は射程が長く、数十か所のロシア軍の基地を射程に収めると伝えています。
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