ニデックアドバンステクノロジーのインド子会社が入居するビル

ニデック傘下で計測機器を手掛けるニデックアドバンステクノロジー(京都府向日市)は30日、インド南部ベンガルールにソフトウエア開発などの拠点を設けると発表した。電子基板などを検査する装置向けのソフトなどを開発する。将来はニデックグループ全体のソフト開発を担う体制を整えたい考えだ。

まず現地で約40人の技術者を採用し、9月から事業を開始する。ベンガルールはIT(情報技術)人材が豊富なことで知られ、ニデックアドバンステクノロジーは現地の大学とも連携してきた。これまで日本で担当していた検査装置用ソフトの開発を順次、移管する。

ニデックは7月に公表した中長期ビジョンでインドを重点地域に掲げ、タタ・グループでソフト開発を手掛けるタタ・エレクシーとの提携も発表している。

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