ロシア軍は26日、ウクライナ各地にミサイルや無人機による大規模な攻撃を行い、ウクライナ非常事態庁によりますと、7人が死亡し、47人がけがをしたほか、各地のエネルギー施設にも被害が出ました。

これについてウクライナ空軍のオレシチュク司令官はロシア軍が使用したミサイル127発と無人機109機のうち、ミサイル102発と無人機99機を撃墜したとしています。

また、ウクライナ内務省によりますと、東部ドニプロペトロウシク州のクリビーリフでは、27日、ホテルにロシア軍の攻撃があり、2人が死亡、5人がけがをしたということで、被害が拡大しています。

一方、ウクライナ軍はロシア西部で越境攻撃を続けていて、ウクライナのゼレンスキー大統領は26日、「この1日でわれわれは、より多くを管理下に置いた」と述べて成果を強調しました。

これに対し、ロシア国防省は26日、ウクライナ軍を撃退する作戦を続けていると発表したほか、ロシア西部クルスク州の知事代行は、これまでに13万人以上が避難したと明らかにしています。

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