北朝鮮は、ユン・ジョンホ対外経済相が率いる代表団がイランを訪問するため23日、首都ピョンヤンを出発したと発表し、経由地である中国の首都北京の空港では一行が到着した様子が23日確認されました。

北朝鮮の報道を分析しているラヂオプレスによりますと、北朝鮮がイランに代表団を派遣したと公式報道を通じて発表したのは2019年8月以来です。

キム・ジョンウン(金正恩)総書記はことし2月、イランのライシ大統領に「協力関係が各分野で拡大されることを確信している」とするメッセージを送っていて友好関係の強化を確認するとみられます。

北朝鮮とイランは、軍事分野でも協力関係にあるとされています。

欧米各国は、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアに対してもそれぞれ武器を供与したと指摘していました。

韓国の通信社、連合ニュースはともにアメリカと対立する両国の今回の動きについて「経済や軍事分野での協力を深めるのではないか」という見方を伝えています。

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