ボツワナの鉱山で発見された2492カラットのダイヤを手に取るマシシ大統領(22日、ハボローネ)=AP

【ナイロビ=共同】カナダの鉱山会社「ルカラ・ダイヤモンド」は25日までに、アフリカ南部ボツワナで運営するカロウェ鉱山で2492カラットのダイヤモンド原石を発見したと発表した。AP通信によると、1905年に現在の南アフリカで見つかり、英王室の王冠にも使われた3106カラットの「カリナン」に次ぐ史上2番目の大きさ。

ダイヤは22日、ボツワナの首都ハボローネで公開された。マシシ大統領は「こんなに大きなダイヤを見ることができて幸運だ」と興奮気味に話した。評価額は未定だが、過去に同鉱山で発見された1109カラットのダイヤには5300万ドル(約76億円)の値が付いた。

ボツワナは世界有数のダイヤ産出国。カロウェ鉱山では2019年、当時史上2番目だった1758カラットのダイヤが見つかっている。

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