【北京=共同】中国の王毅(ワン・イー)外相は23日、インドネシアのルトノ外相と北京で会談し、電気自動車(EV)などの「新エネルギー車」やリチウムイオン電池、太陽光パネル、デジタル経済といった分野での協力を模索する方針で一致した。中国外務省が発表した。
中国がEVを過剰生産し不当に安く輸出していると問題視する欧米や日本と摩擦が強まる中、新興・途上国「グローバルサウス」との協力に活路を見いだしたい考え。
王氏は、グローバルサウスである中国とインドネシアが「世界の多極化の重要な動力だ」と指摘し、さらに緊密な戦略協力を進めたいと表明。ルトノ氏も、中国との「固い相互信頼と深い友情を高く評価する」と語った。
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