タン総長㊧に記念品を贈る大村知事(21日、シンガポール)

愛知県は22日、東南アジア訪問中の大村秀章知事が21日、シンガポール国立大学(NUS)を訪れ、タン・エン・チャイ総長と面談したと発表した。NUSは10月開業予定の新興育成拠点「ステーションAi」(名古屋市)に日本初となる拠点「BLOCK71 NAGOYA」を開設する。大村知事は謝意を示し、タン総長がステーションAiの開業式典に出席すると合意した。

BLOCK71はNUS系の起業支援施設で、シンガポールのスタートアップ生態系の「象徴」とされる。

大村知事は「(BLOCK71 NAGOYAの)開設を契機にNUS、愛知県、ステーションAiが連携し、NUS発スタートアップの日本展開支援や県内スタートアップの東南アジア展開支援などを強化したい」と語った。

タン総長は「BLOCK71は東南アジアではインドネシアやベトナムにも拠点があるが、さらに拡大させる予定だ。それらの国々と日本を結びつけ、グローバルなネットワークを構築したい」と応じた。

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