イラン国営テレビによりますと、20日、中部ヤズド州の幹線道路で、走行中のバスが横転しました。

地元当局によりますと、この事故で、バスに乗っていたパキスタン人28人が死亡し、23人がけがをして病院で手当てを受けているということです。

バスは、イスラム教シーア派の巡礼のため、隣国パキスタンからイランを通り、イラクにある聖地に向かう途中だったということです。

事故の原因について、地元のメディアは、スピードの出しすぎやブレーキの不具合などが考えられると伝えていて、警察が詳しい状況を調べています。

現場で撮影された映像には、横転し、屋根が押しつぶされたバスの様子が映されていて、事故の衝撃の激しさがうかがえます。

イランでは例年この時期、巡礼者を乗せたバスの事故が起きていて、事故の防止が課題となっています。

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