電話会談は13日午後6時すぎから、およそ15分間行われました。

この中で岸田総理大臣は、8月8日に次の巨大地震に注意を呼びかける「南海トラフ地震臨時情報」が発表されたことを受けて、対応に万全を期すため、8月11日から12日かけて予定していたモンゴルへの訪問をとりやめたと説明しました。

そのうえで、日本として「特別な戦略的パートナー」であるモンゴルとの関係を重視し、両国の関係を強化していく考えに何ら変わりはないと強調するとともに、今後の訪問実現への調整を進める意向を示しました。

これに対し、オヨーンエルデネ首相は、今回の訪問とりやめの判断に理解を示したうえで、日本と引き続き連携していきたいと応じました。

日本政府としては、モンゴルが北朝鮮との伝統的な友好国であることも踏まえ、拉致問題の早期解決に向けた協力も呼びかけていく方針です。

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