国防相に指名されたキム・ヨンヒョン氏は韓国陸軍出身で、合同参謀作戦本部長などを歴任し、現在は大統領府の警備を担当する部署のトップを務めています。

おととしの大統領選挙では、ユン大統領に外交や安全保障政策をアドバイスしてきました。

大統領府高官は起用のねらいについて「軍の要職を歴任した安全保障分野の専門家だ」と説明していて、キム氏は「国内外の安全保障がこれまで以上に厳しくなっており、強力な安全保障体制を構築したい」と抱負を述べました。

キム氏は今後、国会での聴聞会を経て、正式に就任することになります。

一方、現在国防相を務めるシン・ウォンシク(申源※是)氏は、大統領府で外交と安全保障政策を統括する国家安保室長に指名されました。

※「さんずい」に「是」

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