10日、イスラエル軍の空爆により破壊された学校(ガザ市)=AP

【ニューヨーク=共同】国連安全保障理事会は10日、100人以上が死亡したイスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザの学校空爆を巡る緊急会合を13日にも開催する方向で調整に入った。安保理でアラブ諸国を代表するアルジェリアが要請した。安保理筋が明らかにした。イスラエルへの非難が集中するのは必至だ。

ガザで戦闘を続けるイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦協議を仲介する米国やカタールなどは15日の協議再開を要請している。安保理はそれに先立って会合を開き、イスラエル、ハマスの双方に停戦受け入れへの圧力を強める狙いだ。

イスラエル軍は10日、ガザ北部ガザ市で住民の避難施設になっていた学校を空爆。軍は学校施設にあったハマスの司令部を攻撃したとし、死者数はガザ当局による「誇張だ」と主張している。

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