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ロシア ウクライナ 双方の人的被害拡大
【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(8月9日の動き)
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ロシア ウクライナ 双方の人的被害拡大
ロシア西部へのウクライナ側からの越境攻撃が続く中、ロシア保健省は9日、攻撃でけがをした住民50人以上が治療を受けているとする一方、ウクライナ東部のドネツク州ではロシア軍の攻撃でこれまでに14人が死亡し、双方の人的被害が拡大しています。
ロシア国防省は9日、ウクライナと国境を接するロシア西部クルスク州への越境攻撃を続けるウクライナ軍を撃退する作戦を継続していると発表しました。
また、ロシア保健省は9日、ウクライナ軍の越境攻撃で、子ども8人を含む55人がけがをして治療を受けていると発表し、ロシア非常事態省は、住民を安全な地域に避難させるとともに、食料や医薬品を届ける支援を開始したとしています。
一方、ウクライナ内務省は9日、東部ドネツク州のコスチャンチニウカにあるショッピングセンターにロシア軍の攻撃があり、警察当局の集計で、これまでに14人が死亡し、43人がけがをしたと発表し、ウクライナとロシアの双方の人的被害が拡大しています。
ウクライナの軍事専門家オレフ・ジダノフ氏はNHKのインタビューで、今回の越境攻撃について「クルスク州での足がかりを交渉の切り札にできる」と述べ、将来的な停戦交渉などを見据えて、ロシア領の一部を掌握することで立場を強めておく狙いもあると分析しています。
ウクライナ情勢 ロシアによる軍事侵攻 最新情報・解説 - NHK特設サイト
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