アメリカのホワイトハウスは8日、アメリカ、エジプト、カタールの3か国の首脳による共同声明を発表しました。

声明は、ガザ地区で戦闘を続けるイスラエルとハマスに対し「停戦と人質の解放に向けた交渉に結論を出すときが来た」として協議の再開を呼びかけています。

そして、8月15日にカタールの首都ドーハかエジプトの首都カイロで協議を再開し、これまでの提案をもとに、イスラエルとハマスを含むすべての関係者が受け入れられる形で最終的な提案を行う用意があるとしています。

共同声明を受けて、イスラエル首相府は交渉団を派遣する意思があることを明らかにしました。

一方ハマスは、最高幹部が訪問先のイランで殺害され、イランがイスラエルへの報復の構えを見せる中で、態度を硬化させているとみられます。

ハマスが今後、去年10月の大規模な奇襲攻撃の首謀者だとしてイスラエルが非難するヤヒヤ・シンワル指導者のもとで交渉の再開に応じるかはわかっていません。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。