エマニュエル駐日米大使=AP

【ワシントン=時事】米ネットメディア「アクシオス」は7日、11月の米大統領選で民主党のハリス副大統領が勝利した場合、大統領補佐官(国家安全保障担当)にエマニュエル駐日大使を起用する可能性があると報じた。閣僚にはバイデン政権よりも若く、より多くの有色人種を起用することが予想されるという。

アクシオスによると、安保担当の補佐官で有力視されているのはハリス氏の国家安全保障顧問を務めているフィル・ゴードン氏。それ以外の候補として、オバマ政権で補佐官を務めたトーマス・ドニロン氏とエマニュエル氏を挙げた。

アクシオスはエマニュエル氏を「政権移行のキーパーソン」と指摘。国際的な役割を担う閣僚ポストに興味を持つだろうとも分析した。

国務長官では外交に精通するクーンズ上院議員のほか、バーンズ中央情報局(CIA)長官、サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)が候補。国防長官には初の女性となるフロノイ元国防次官(政策担当)が有力だと伝えた。財務長官にはレモンド商務長官やアデエモ財務副長官らが取りざたされている。

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