7日に開かれた「日越協力委員会」では、上川外務大臣とベトナムのブイ・タイン・ソン外相がともに議長を務めました。

冒頭、上川大臣は、ベトナムの最高指導者、グエン・フー・チョン前共産党書記長が7月に亡くなったことに哀悼の意を示したうえで、「日越関係の発展のため、あらゆる分野で協力と交流を進展させたい」と述べました。

そして両外相は、
▽ODA=政府開発援助によるインフラ整備を活性化させるとともに
▽半導体やAI、GX=グリーントランスフォーメーションなどの
先端分野で協力を進めることを確認しました。

このあと、外相どうしの会談も行われ、南シナ海や東シナ海で海洋進出を強める中国を念頭に、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化が重要だという認識を共有し、安全保障分野での協力を深めていくことで一致しました。

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