韓国大統領府は31日、現在のユン・ドンミ(尹徳敏)駐日大使の後任に、韓国外務省傘下のシンクタンク、国立外交院のパク・チョルヒ院長を起用することを発表しました。

パク氏は61歳。

ソウル大学などで日本政治についての研究に携わってきた韓国有数の日本専門家で、日本の政界にも精通していることで知られています。

2022年には、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が、就任前に日本に派遣した代表団の一員としても活動していました。

パク氏の起用について、韓国大統領府は「これまで蓄積してきた専門家としての見識や人脈をもとに、未来志向的な韓日関係の構築に寄与することを期待している」としています。

日韓両国は、2025年に国交正常化から60年の節目にあたる年を迎えるため、パク新大使としては、歴史問題を抱える中でも、未来志向の関係をいっそう高めていくという重要な課題に取り組むことになりそうです。

※「チョル」は、「吉」が2つ並んだ「吉吉」。

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