【ブリュッセル=共同】欧州連合（EU）のボレル外交安全保障上級代表は22日、イスラエルを攻撃したイランに対する制裁拡大で加盟国が合意したと明らかにした。部品の輸出を禁止する対象の兵器を、これまでの無人機からミサイルに拡大し、イランだけでなくレバノンの民兵組織ヒズボラなど中東の親イラン組織への輸出も禁止する。
ルクセンブルクでのEU外相理事会後に記者会見した。EUは昨年7月、ロシアのウクライナ侵攻にイラン製の無人機が使用されているとして、イランへ部品の輸出を禁じる制裁を発表。イランのイスラエル攻撃を受け制裁拡大を検討していた。
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