【キーウ、モスクワ=共同】ウクライナ国防省は28日、過去24時間で145のインフラ設備がロシアの攻撃を受けたと発表した。11州がロケット砲や無人機攻撃などを受け、死傷者が出ている。東部ドネツク州は28日、ロシア側の攻撃により同州で27日に計5人が死亡、15人がけがを負ったと発表した。
ゼレンスキー大統領は28日「この1週間で誘導滑空爆弾による攻撃が約700発あった」と通信アプリで非難し、友好国に防空システムを強化する必要性を訴えた。
東部ドニエプロペトロフスク州ニコポリでは集合住宅への攻撃で、1歳と10歳の子ども2人を含む8人がけがを負った。
ロシア国防省は28日、ドネツク州のプログレスとエフゲノフカの2集落を制圧したと発表した。2集落の西方に位置するポクロウシクに向けた攻勢を強めている。
一方、英国防省は28日、黒海地域での商業船舶の往来は侵攻開始前の水準に戻りつつあると発表した。ことし6月までにウクライナ軍がロシア海軍艦隊26隻を損傷、または破壊したと指摘した。
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