ロシア中央銀行は26日、金融政策を決める会合を開き、政策金利を16%から18%に引き上げることを決めました。
利上げは、去年12月以来です。
ロシアでは6月の消費者物価指数が前の年の同じ月に比べて8.6%の上昇と、1年4か月ぶりの高い水準となっていて、利上げには加速するインフレを抑え込むねらいがあります。
ウクライナへの侵攻が長期化する中、ロシア国内では軍需産業での雇用の増加などで人手不足が深刻になっており、それに伴う賃金の上昇などが物価を押し上げています。
今回の会合にあわせて発表されたことしのインフレ率の予想は6.5%から7%と、物価高は続くとしています。
ロシア中央銀行は今後、インフレを抑えるためにさらなる金利の引き上げを検討する考えも示しました。
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