韓国の与党・国民の力は、去年12月に前の代表が辞任して以降、代表が空席となり、今回、4人の候補が立候補して新たな代表を選ぶ選挙が行われました。
その結果、前の法相のハン・ドンフン氏が党員による投票などで過半数を獲得し、23日午後、ソウル郊外の会議場で開かれた党大会で、代表に選出されました。
ハン氏は51歳。
ユン大統領と同じく検事出身で、4月の総選挙では代表が空席の中で党を率いましたが、野党に大敗しました。
ハン新代表は「党員と国民はこの代表選挙で変化を求めた。国民の目線に合わせてわれわれが変わろうとする姿を見せていこう」と訴えました。
ハン氏は、かつてはユン大統領に近い人物とされてきましたが、総選挙をめぐって2人の関係にヒビが入ったとも伝えられています。
最近のユン政権の支持率は20%台と低迷しており、ハン新代表としては大統領との関係を修復しつつ、党勢回復を図れるかが課題となりそうです。
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