エチオピア南部のゴファで21日から22日にかけて大雨の影響とみられる土砂崩れが2度、発生しました。

AP通信など複数のメディアが地元当局の話として伝えたところによりますと、これまでに少なくとも157人が死亡し、犠牲者はさらに増える可能性があるということです。

21日に土砂が崩れたあと、多くの人が救助活動にあたっていた22日朝、2度目の土砂崩れが発生し、被害が拡大したということです。

現地の映像では土砂崩れで赤い土がむき出しになっている現場で多くの人が集まり、シャベルで土を掘り起こす様子が写っています。

地元当局の担当者はロイター通信の取材に対し「被害は深刻だ。最初は3つの家族が土砂に埋もれ、その後、救助にきた人たちも巻き込まれたため犠牲者が急増した」と話していました。

OCHA=国連人道問題調整事務所によりますと、エチオピアなどアフリカ東部では大雨や土砂崩れが続き、ことし5月の時点で推定で160万人が被災しています。

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